ものづくりの現場

ディーズガーデンのものづくりの現場からのレポート!
スタッフ全員こだわりの商品作りを行っている様子を
ご紹介します!

FRPってなに? ~成形編~

こんにちは、こんばんは

ディーズガーデン新商品開発部の天童です。

好きな将棋の駒は桂馬です。

 

かわいいデザインとリアルな質感でおなじみのディーズガーデンの

ポストや物置ですが、これらはFRPという素材でできています。

だから質感がリアルで軽くて丈夫、というような売り文句で、

無料でお配りしている総合カタログにもそんなようなことが書いてあるのですが…

 

「FRPってなに?」「なんでFRPだと質感がリアルになるの?」

 

という方が大多数だと思います。

私も、入社して開発の仕事をはじめるまではそうでした。

 

そこで、今回は、FRPとはどういうものか、何が良いのかを、

生産方法を見ながらご紹介したいと思います。

 


 

FRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略で、

繊維強化プラスチックのことを指します。

 

繊維とは?コレです。

P3290007.JPG

コレはガラス繊維。糸状のガラスを重ねて布のようにしてあるものです。

 

割れやすくてもろいイメージがあるガラスですが、

実はガラスは圧力に対しては鉄以上の強度を持つ素材で、

糸状にし、重ねることでその強さを100%発揮することができるのです。

 

これをプラスチックに入れることにより、金属よりも軽く丈夫な

製品を作ることができるという寸法です。

 

さて、その丈夫なガラス繊維を使って成形していくのですが、

IMG_4446.JPG

このように、型にガラスマットを沿わせ、ローラーを使って

液体状の樹脂をなじませて形を作っていきます。

 

えっ!?なんだって!今、ローラーでなじませると言ったのか!?人の手で!!?

そう、FRP製品は、機械での大量生産ではなく、ひとつひとつ人の手で作られています。

だからこそ、大量生産ではできないような凝ったデザインができるのです。

 

そしてもうひとつ、リアルな質感を再現できる秘密が。

それは、シリコン型を使っていることです。

 

世の中に大量に出回っているプラスチック製品の多くは、金型を使って作られています。

金型とは、読んで字のごとく金属でできた型のこと。

丈夫なので、次々に製品を作り出す大量生産ができます。

しかし、表面に凹凸がついていたり、ちょっとでも逆勾配のある形は作れないという

デメリットもあります。

 

一方、シリコン型は、その名の通りシリコンでできているので

柔らかく、ちょっとした凹凸があっても問題なく作ることが出来ます。

シリコン型と金型.jpg

これが、ディーズガーデンのFRP製品が持つリアルな質感の秘密のひとつ。

こうして、おしゃれ!かわいい!でも軽くて丈夫!

ディーズガーデンの製品が作られているのです。

 

他にも、リアルさを出したり耐久性を上げたりするための

秘密があるのですが・・・

それはいずれまた、「塗装編」でお話ししたいと思います。

 

天童

2016年03月29日
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